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推進ジャッキ
円形φ2500m/m立坑 コマンドジャッキ 地上省スペースと大幅なコストダウンを実現

φ800m/m・φ900m/m・φ1000m/mのヒューム管(半管1200mm)をφ2500mm円形立坑から発進可能にしました。

特長

(1) 推進管中心に対し推進ジャッキの上下対称配置から、扁荷重のない効率よい推進力を確保。
(2) 円形立坑の内空距離の大きな中央部に推進ジャッキを配置、より大きなストローク推進ジャッキの装備が可能。
(3) 上部推進ジャッキを油圧起動にて容易に、横・縦方向に回転作動、推進管荷下ろし時の作業空間が広い。
(4) 円形反力板は周辺地盤の受働土圧範囲を拡大。

適用管径

掘進機が対応可能な管径は、呼び径800mm、900mmと1000mmの3種類です。

標準推進延長

長距離推進は、下記の条件を検討しかつ坑内作業員等の安全性を配慮した上で決定されます。

(1) 所要推進力と管許容耐荷力の比較
(2) 元押し設備能力
(3) ビットの損耗

呼び径と推進延長(参考値)
呼び径(o) 最大推進延長 備 考
φ800 約470m 直線普通土延長ケース
φ900 約420m 直線普通土延長ケース
φ1000 約370m 直線普通土延長ケース

概要

上部元押ジャッキ 1500kN×30MPa×900mmst 1本
下部元押ジャッキ 1500kN×30MPa×900mmst 1本
回転ジャッキ 655kN×21MPa×360mmst 1本
全ストローク 1825mm・850mmストラッド1個併用
総 推 力 3000kN
推進速度 Max183mm/min
油圧ポンプ Max18L/min×32.5MPa
電 動 機 11kW×4P×200/220V
重   量 6500kg
分割最大重量 4484kgf

標準寸法

コンパクトなφ2500mmケーシング立坑から半管(L=1200mm)を発進!
呼び径φ2500oのケーシング立坑を標準とし、下記に各々管径別の標準図を示します。
CMD-800

CMD-1000

施工手順

工期短縮で最大推進延長350mを実現!大幅なコストダウンを可能にしました。

(1)発進立坑築造

(2)先導管設置工


(3)掘進機推進

(4)ヒューム管順次推進

(5)掘進機到達