長距離推進は、基本的に推進力計算による許容推進延長以内でかつ坑内作業員等の安全性及び礫・玉石土質等の転動による方向性の保持や修正が可能であり、かつビット耐用距離以内である事が重要です。
下記はコマンド(-S)工法の標準推進延長です。
●φ3500mm立坑(コマンドジャッキ3.5)
(単位:m)
区分 |
土質 |
管 径 |
φ1350mm |
玉石混り土 |
砂礫土(2) |
約 230 |
砂礫土(3) |
約 140 |
硬質土 |
硬質土(1) |
約 260 |
硬質土(2) |
約 130 |
難掘進地盤 |
|
約 70 |
|
注1) 砂礫土(2)(3)において、玉石・転石に乗り上げ施工精度が保持出来ない場合など、地盤改良工が必要となる可能性があります。
注2) 標準推進延長は推進力計算、ビット耐用距離より決定しています。
●φ3000mm立坑(アクロバットジャッキ)
(単位:m)
区分 |
土質 |
管 径 |
φ800mm |
φ900mm |
φ1000mm |
φ1100mm |
φ1200mm |
玉石混り土 |
砂礫土(2) |
約 400 |
約 360 |
約 330 |
約 290 |
約 270 |
砂礫土(3) |
約 240 |
約 200 |
約 180 |
約 170 |
約 160 |
硬質土 |
硬質土(1) |
約 420 |
約 380 |
約 340 |
約 310 |
約 280 |
硬質土(2) |
約 200 |
約 180 |
約 160 |
約 150 |
約 140 |
難掘進地盤 |
|
約 120 |
約 100 |
約 90 |
約 85 |
約 80 |
|
注1) MGSシステムを使用すると上記延長より長い推進が可能です。
注2) 砂礫土(2)(3)において、玉石・転石に乗り上げ施工精度が保持出来ない場合など、地盤
改良工が必要となる可能性があります。
注3) 標準推進延長は推進力計算、ビット耐用距離より決定しています。
●φ2500mm立坑(コマンドジャッキ)
(単位:m)
区分 |
土質 |
管 径 |
φ800mm |
φ900mm |
φ1000mm |
玉石混り土 |
砂礫土(2) |
約 310 |
約 270 |
約 240 |
砂礫土(3) |
約 240 |
約 200 |
約 180 |
硬質土 |
硬質土(1) |
約 420 |
約 380 |
約 340 |
硬質土(2) |
約 200 |
約 180 |
約 160 |
難掘進地盤 |
|
約 120 |
約 100 |
約 90 |
|
注1) 砂礫土(2)(3)において、玉石・転石に乗り上げ施工精度が保持出来ない場合など、地盤改良工が必要となる可能性があります。
注2) 標準推進延長は推進力計算、ビット耐用距離より決定しています。